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家づくり 2025.12.30
理想のおしゃれな一軒家を建てるには?後悔しないためのデザインのコツと設計のポイント
目次
- 理想の住まいを諦めないために。「見た目」と「暮らしやすさ」を両立する設計の秘訣
- 理想の「おしゃれな一軒家」を叶える3つの設計ポイント
- 【外観編】周囲と差がつく!洗練された外観デザインに仕上げるコツ
- 【内装編】雑誌のような空間と「暮らしやすさ」を両立させるコツ
- 建ててから後悔しないために!デザインと一緒に考えるべき「性能と維持」
- 理想をカタチにするパートナー選び!失敗しない住宅会社の探し方
- まとめ:デザインも予算も諦めない。「暮らしの1番」を叶える家づくりを
理想の住まいを諦めないために。「見た目」と「暮らしやすさ」を両立する設計の秘訣
「雑誌やSNSで見るような、おしゃれな一軒家を建てたい」「でも、センスに自信がないし、予算内で実現できるか不安……」
憧れの注文住宅。自分好みのデザインを詰め込んだはずが、実際に住んでみると「生活感で雑然としてしまう」「動線が悪くて使いにくい」と後悔してしまうケースは少なくありません。表面的な流行を追うだけでは、10年、20年と長く愛せる住まいを実現することは難しいのが現実です。
本記事では、兵庫県姫路市・たつの市エリアで、一級建築士による高い提案力を強みとし、20代からの家づくりにも数多く伴走してきたACE FORMが、デザインと住みやすさを両立するために知っておくべき「設計のリアル」を解説します。

この記事を読めば、以下の点が明確になります。
・流行に左右されない「統一感」と「余白」のつくり方
・生活感を徹底的に消す「隠す収納」と「配線計画」
・デザインを損なわず「性能」と「メンテナンス」を確保するコツ
・理想を予算内で叶えてくれる「住宅会社」の見極め方
「予算が届かない」とハウスメーカーで諦めてしまう前に。無理のない計画で、あなたの「暮らしの1番」を叶えるヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
理想の「おしゃれな一軒家」を叶える3つの設計ポイント
理想の「おしゃれな一軒家」を実現するには、流行を追うだけでなく、空間に一本の筋を通す指針が必要です。美しさは緻密な計算と暮らしへの配慮で成り立ち、その核となるのが「統一感」「余白」「機能性」の3要素です。
これらが補い合うことで、流行に左右されない洗練された住まいが完成します。ここからは、理想のイメージを形にするための具体的な軸を詳しく見ていきましょう。
外観・内装・外構を「一つのテーマ」で統一し、空間に物語を持たせる
おしゃれな家を実現するための第一歩は、住宅単体のデザインで考えるのではなく、外観、内装、そして隣接する庭などの外構までを一つの連続した「物語」として統一することです。
色味のトーンや素材感を揃えることで空間に一体感が生まれ、家全体が洗練された印象になります。特にリビングから見える景色や、外から家を見た時の見え方に配慮することは、LDK全体での満足度を高める大きなポイントです。

具体的な工夫として、室内で使った木材の質感を軒天やウッドデッキにもリンクさせたり、アイアン素材を内装のアクセントと外構のフェンスに共通して取り入れたりする手法が挙げられます。
このように内と外の境界を感じさせない素材選びを行うことで、空間に広がりが生まれます。
理想のイメージを形にするためには、まず「北欧モダン」「カフェ風」といった自分たちの好みのスタイルを一つに絞り込み、設計担当者と共有することが大切です。
住宅会社が手掛けた豊富な施工実例を参考にしながら、自分たちらしい「暮らしのテーマ」を形にしていきましょう。
生活感を徹底して隠す「引き算の設計」で、洗練された余白を生む
洗練されたインテリアを維持し続ける秘訣は、生活感を感じさせる要素を視界から排除する「引き算の設計」にあります。どれほどおしゃれな家具を置いても、出しっぱなしの家電や溢れかえった日用品が目に入れば、空間の美しさは損なわれてしまいます。
あえて「何も置かない場所(余白)」をつくることで、厳選されたお気に入りのアイテムがより一層引き立つようになるのです。
実践的な工夫として、リビングやダイニングから見える位置に収納を固めず、廊下や壁面と一体化した「見えない収納」を適所に配置する手法が効果的です。
出しっぱなしになりがちな日用品の定位置をあらかじめ「1歩以内の収納」として設計段階で組み込んでおけば、特別な片付けをしなくても、常にモデルハウスのような美しさを保つことが可能になります。
収納計画では、詰め込みすぎない「7割収納」を意識し、スペースに余裕を持たせることが理想です。家族構成の変化によって物が増えても、収納にゆとりがあれば柔軟に対応でき、心にもゆとりが生まれます。
まずは自分たちの持ち物をリストアップし、どこに何を隠すかを具体的にイメージすることから始めましょう。
10年後も色あせない「機能美」を重視し、暮らしやすさとデザインを両立する
本当の意味で「おしゃれな家」とは、建てた瞬間がピークではなく、10年、20年と時を経ても変わらず快適で、美しさが損なわれない家を指します。表面的なデザインだけでなく、日々の掃除のしやすさや、家事動線の効率がデザインに昇華された「機能美」を追求することが重要です。使いにくい家は、いずれ物があふれ、美しさを維持することが困難になってしまいます。
例えば、キッチンは「調理」「配膳」「片付け」といった連続する作業をスムーズに行える動線を意識して計画しましょう。シンクやコンロの近くに適切な収納を配置すれば、作業のたびに動き回る必要がなくなり、効率的です。
また、お子様の成長に伴い食器や備品が増えることを見越し、高さ調整ができる可動棚を採用しておくと、将来的なライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

見た目の好みだけで判断せず、実際の生活シーンを細かく想像しながら、メンテナンス性に優れた建材や動線の効率を設計担当者と話し合ってください。
10年後の暮らしを見据えた収納計画や機能的な工夫こそが、長く快適に、そして美しく住み続けるための大きなポイントとなります。
【外観編】周囲と差がつく!洗練された外観デザインに仕上げるコツ
注文住宅を建てる際、多くの人が「街中で目を引くようなおしゃれな家にしたい」と考えます。
しかし、理想の外観を実現するには、単に好みの色や素材を選ぶだけでは不十分です。建物の形、窓の配置、さらには設備機器の隠し方まで、細部にわたる緻密な計画が「普通の家」と「洗練された邸宅」の差を生みます。ここでは、周囲と差をつけるための具体的な設計のコツを詳しく解説します。

窓は「光を入れる」だけでなく「デザインのアクセント」に
外観デザインの美しさを左右する大きな要素の一つが、窓の配置(窓割り)です。窓には採光や通風という実用的な役割がありますが、洗練された外観をつくる上では「建物の表情をつくる装飾」として捉える視点が欠かせません。
窓の大きさ、形、そして配置のルールを統一することで、建物全体に整然とした美しさとリズムが生まれます。
具体的な事例として、正面(ファサード)の窓をあえて小さめのスクエア型やスリット型で揃え、等間隔に配置する手法が挙げられます。これにより、外からの視線を遮りつつ、モダンでスタイリッシュな印象を与えることが可能です。
一方で、大きな引違い窓がバラバラに配置されていると、生活感が強調され、雑多な印象を与えてしまう原因になります。
理想の外観を叶えるためには、間取り図を検討する段階で必ず「外からどう見えるか」という立面図をセットで確認することが大切です。室内の快適性を損なわない範囲で、窓のラインを上下左右で揃えるだけでも、驚くほど邸宅感が高まります。
外構の目隠しフェンスや植栽とのバランスも考慮しながら、家全体のテーマに沿った窓計画をおすすめします。

エアコン室外機や配管など「生活感が出るノイズ」を徹底的に隠す
建物を美しく見せるための鉄則は、生活感を感じさせる「視覚的なノイズ」を徹底的に排除することです。
せっかくこだわりの外壁材を選んでも、正面にエアコンの室外機が並んでいたり、雨樋や給湯器の配管が不規則に這っていたりしては、洗練された雰囲気は台無しになってしまいます。こうした設備機器の配置は、設計段階で「見えない場所」に集約させることが重要です。
例えば、エアコンの室外機は建物の正面を避け、庭の奥や目立たない側面に配置するように計画しましょう。どうしても正面にくる場合は、ルーバー付きのカバーや目隠し壁を設けることで、外観デザインの一部として溶け込ませることが可能です。
また、外壁の色に合わせて雨樋や配管カバーの色を統一することも、ノイズを減らす有効な手段となります。
洗練された住まいは、こうした細部への配慮の積み重ねで完成します。特に道路から見える「家の顔」となる部分には、一切の設備機器を出さないという意識を持つことをおすすめします。
初期の設計段階から配管ルートまで細かく打ち合わせを行い、ノイズのない美しい外壁面をキープできるプランニングを心がけましょう。
夜のわが家がもっと好きになる!建築と一体化したライトアップ術
昼間の美しさはもちろんですが、夜間のライティングにこだわることで、住まいの高級感は格段にアップします。
照明は単に暗い場所を照らすためのものではなく、建物の凹凸や素材の質感を強調し、空間に奥行きとドラマチックな表情を与える演出ツールです。建築と一体化した照明計画を立てることで、夜に帰宅するのが楽しみになるような住まいが実現します。
効果的なライトアップのパターンとして、外壁のタイルの質感を引き立てるアップライトや、軒天を照らす間接照明が挙げられます。
例えば、玄関周りに柔らかな光を広げることで、邸宅としての風格が生まれるだけでなく、家族やゲストを温かく迎え入れる安心感を演出できます。また、窓から漏れる室内の明かりも外観デザインの一部として捉え、カーテンの選び方や照明の配置を工夫するのも一つの方法です。
外構の照明については、防犯性を高めるという実用的なメリットもあります。暗くなってから現地を訪れるのは難しいかもしれませんが、夜の施工実例を多く参照し、理想の光の当たり方をイメージしておきましょう。
タイマーやセンサーを活用して、手間をかけずに夜の美しさを維持できる仕組みを導入することも、長く満足度の高い暮らしを送るためのポイントです。
緑が家を引き立てる!建物とセットで考えたい「シンボルツリー」
洗練された外観を完成させる最後のピースは、建物に彩りと生命力を与える「植栽」です。コンクリートやタイルといった無機質な素材の中に、樹木の柔らかな枝ぶりや緑が加わることで、外観全体に深みと潤いが生まれます。
特に、住まいの象徴となる「シンボルツリー」を一本配置するだけで、建物の引き立て役となり、街並みとの調和も図りやすくなります。

具体的な活用例として、玄関横やアプローチのコーナーに、家のスタイルに合った樹種を植える手法があります。和モダンな家であればモミジやアオダモが定番です。
一方、洋風や北欧テイストではオリーブやシマトネリコなどが人気ですが、採用には注意も必要です。オリーブはゾウムシ被害に遭いやすいため定期的なチェックが必須であり、シマトネリコは成長が非常に速いため、鉢植えで大きさを制限するなど管理の工夫が欠かせません。
樹木が建物の壁面に落とす影(シャドウライティング)も、外観を美しく彩るデザインの一部となります。
植栽を計画する際は、将来の成長やメンテナンスのしやすさを考慮して選ぶことが大切です。
落葉樹であれば四季の変化を楽しめますが、掃除の手間も発生するため、ライフスタイルに合った常緑樹との組み合わせも検討しましょう。
建物と外構を別々に考えるのではなく、トータル予算の中に植栽プランを組み込み、建物と緑が一体となった美しい住まいを目指すことをおすすめします。
【内装編】雑誌のような空間と「暮らしやすさ」を両立させるコツ
理想的な内装を実現するためには、デザインの美しさだけでなく、日々の家事や生活の質を支える「機能性」が欠かせません。
雑誌で見かけるような洗練された空間は、緻密な収納計画や素材の統一感、そして空間を豊かにする遊び心が絶妙なバランスで配置されています。
ここでは、暮らしやすさを損なわずに、住まいをワンランク上の空間へと引き立てるための内装設計の極意を解説します。

視覚的なノイズを削ぎ落とす「隠す収納」と「魔法の建具」
内装を美しく保つためには、生活感という「視覚的なノイズ」を徹底的に排除することにあります。
どれほどこだわりの家具を揃えても、家電の配線や日用品のパッケージが視界に入ると、空間の緊張感は失われてしまいます。壁と一体化したような建具や、機能的な「隠す収納」を適所に配置することで、常に整った「余白」のある住まいが実現します。
具体的な工夫として、キッチンの背面には天井まで届く大型のスライド扉付き収納を設置し、炊飯器や電子レンジ、さらには食品ストックまでを一気に隠す手法が非常に効果的です。
また、ゴミ箱専用のスペースをカウンター下やパントリー内にあらかじめ確保しておくことで、動線を邪魔せず見た目もすっきりと保つことができます。こうした工夫により、雑多な印象を抑えつつ、必要な時にすぐ物を取り出せる高い機能性を両立できます。
収納計画を立てる際は、単に容量を増やすのではなく、家事動線に合わせた「定位置」を決めることが重要です。詰め込みすぎない「7割収納」を意識し、壁面と同じ色の建具を採用して存在感を消すことで、空間をより広く、洗練された印象に見せることを意識しましょう。
開放感バツグン!吹き抜けやスキップフロアで作る「空間の遊び」
家の中に開放感とリズムをもたらすためには、吹き抜けやスキップフロアといった「垂直方向の変化」を効果的に取り入れるのがポイントです。これらは単なるデザインとしての美しさだけでなく、家族の気配を感じやすくしたり、採光・通風を改善したりする役割も果たします。
単調な平面構成に「空間の遊び」を加えることで、どこにいても心地よさを感じられる多層的な住まいが完成します。
例えば、リビングの一部を吹き抜けにすることで、高い位置にある窓から光が差し込み、北向きの区画や密集地であっても明るい居住空間を確保できます。
また、階段の途中にスキップフロアを設けてワークスペースやスタディコーナーとして活用すれば、こもり感がありながらもリビングと繋がった「離れ」のような特別な居場所になります。
これにより、限られた床面積を最大限に活かしつつ、視覚的な奥行きを演出することが可能です。
こうした特殊な空間設計は、断熱性能や耐震性能への影響も考慮して計画する必要があります。経験豊富な設計士と相談しながら、季節ごとの日照シミュレーションを行い、美しさと快適な室温を両立できる最適なプランニングを検討しましょう。

2025年のトレンドを取り入れた「素材感」と「色使い」の法則
2025年は、長年続いたグレー系の流行から、温かみのある『ブラウン』や『アースカラー』へとトレンドがシフトしています。見た目の色だけでなく、手触りのある素材や経年変化する真鍮など、五感に訴える本物志向の素材選びが洗練された空間の鍵です。
内装の色味のトーンや質感をリビング、ダイニング、キッチンまで揃えることで、空間に圧倒的な一体感が生まれます。
特に、石目調のタイルや質感豊かな木材、落ち着いたトーンの真鍮素材などをアクセントに取り入れると、住まい全体が洗練された印象に仕上がります。
具体的な組み合わせとして、壁面にはニュアンスカラーのクロスを採用し、そこにブラックアイアンの棚受けやダークトーンの造作棚を組み合わせる手法が人気です。
例えば、キッチンの面材と背面のカップボードの色を揃え、さらにリビングのアクセントクロスを同系色でまとめることで、LDK全体が大きな一つの作品のように見えます。
素材のコントラストを活かしながらも、色数を絞ることで、上品でモダンな空間が演出されます。
統一感のある美しい空間を叶えるためには、サンプルを広い面で確認し、照明の下での見え方をチェックすることが欠かせません。
好みのテイストをベースにしつつ、長く住んでも飽きのこない高品質な素材を選び、自分たちだけの時代を超えた美しさを追求することが大切です。
世界に一つだけの愛着を。暮らしにフィットする「造作家具」のすすめ
既製品では叶えられない「完璧なフィット感」と「デザインの統一」を実現するのが、造作家具(オーダー家具)の最大の魅力です。
部屋の寸法に合わせてミリ単位で設計される造作家具は、無駄な隙間をなくして収納効率を最大化するだけでなく、内装デザインの一部として空間に溶け込みます。
愛着のある家具とともに暮らすことは、日々の満足度を大きく高める要因となります。
活用例として、テレビボードを壁面に浮かせて設置するフロートタイプや、パントリーの一角に設けたデスクカウンターなどが挙げられます。
また、キッチン上部に設置したロングタイプのオープン棚に、お気に入りの食器やスパイス、観葉植物を並べれば、実用性とインテリア性を兼ね備えたこだわりの空間になります。造作家具は、まさにそのご家庭のライフスタイルを形にした、世界に一つだけの居場所をつくり出します。
造作家具を計画する際は、将来の用途変更も視野に入れ、コンセントの位置や配線ルートを事前に細かく設計に組み込むことが重要です。
設計の初期段階から「何をどこで使うか」を具体化し、インテリアと機能が融合した理想の住まいをプロと一緒に練り上げていくことをおすすめします。
建ててから後悔しないために!デザインと一緒に考えるべき「性能と維持」
理想的な「おしゃれな家」を建てる際、見た目の美しさに心を奪われてしまいがちですが、住み始めてから本当の満足度を左右するのは「冬は暖かく夏は涼しいか」「掃除や維持がしやすいか」といった実用面です。
デザインと性能は、決して相反するものではありません。高い住宅性能がもたらす快適な室内環境こそが、こだわりのインテリアを最大限に活かし、長く愛着を持てる住まいの土台となります。
ここでは、20年、30年後も「この家を建ててよかった」と思い続けるために、意匠性とセットで検討すべき性能とメンテナンスの重要ポイントを解説します。

デザイン重視で「断熱・気密性能」を妥協しない
「おしゃれな家」を追求する過程で、大きな窓や開放的な吹き抜け、広いLDKなどを取り入れるケースは多いですが、これらを快適に維持するためには高い断熱・気密性能が不可欠です。
性能を妥協してデザインを優先してしまうと、「リビングが寒くて冬場は近寄れない」「エアコンの効きが悪く電気代が跳ね上がる」といった後悔に繋がりかねません。
特に2025年4月からは省エネ基準への適合が『義務化』され、断熱性能の低い家は法律上建てることができなくなっております。デザインだけでなく、法基準をクリアする性能確保が大前提となります。
具体的な事例として、吹き抜けを設けた場合、断熱性能が低いと暖かい空気が上部に逃げ、足元が冷え込む原因になります。
しかし、高性能な断熱材や複層ガラスのサッシを採用することで、外気温の影響を受けにくい魔法瓶のような室内環境を実現できます。
これにより、大開口の窓から景色を楽しみつつ、一年中半袖で過ごせるような心地よい空間をつくることが可能になります。
まずは、設計段階から「UA値(断熱性能)」や「C値(気密性能)」の目標数値を住宅会社に確認し、デザインと性能を両立したシミュレーションを依頼しましょう。
初期費用は若干上がりますが、光熱費の削減効果や家族の健康維持、そして資産価値の維持を考えれば、長い目で見ると非常にお得な投資となります。
コンセントの位置で台無しに?暮らしを想像した「配線シミュレーション」
内装デザインが完璧であっても、壁を這う延長コードや、不自然な位置に露出したコンセントが視界に入ると、空間の洗練さは一気に損なわれてしまいます。
コンセントやスイッチの配置は、図面上で見落としがちですが、生活感という「ノイズ」を消すためには最も緻密な計画が必要な項目の一つです。
実際に家具を置き、その場所でどのように家電を使うかを具体的にイメージすることが、美しいインテリアを保つ鍵となります。
例えばキッチン周りでは、炊飯器や電子レンジだけでなく、スマホの充電やコーヒーメーカー、季節家電の使用まで想定した数と位置の確保が重要です。
パントリー内にコンセントを設けて「充電ステーション」を作れば、掃除機やタブレットを隠しながら充電できます。
また、リビングではテレビボードの背後に配線を隠すルートを設けたり、フロアコンセントを活用してソファ近くでパソコンを使えるようにしたりすることで、コードが床に散らばるのを防げます。
まずは、現在の住まいで「ここにコンセントがあればよかった」と感じている不満点をすべて書き出し、新居の家具配置図に落とし込んでみてください。
掃除機の動線や季節の飾り(クリスマスツリーなど)の電源まで網羅した「配線シミュレーション」を行うことで、住み始めてからのストレスを劇的に減らすことができます。
流行に左右されない!20年後も「美しい」と思えるスタイルの選び方
家づくりにおいて「今」流行っているスタイルを取り入れるのは楽しいものですが、あまりにトレンドに寄りすぎると、10年後や20年後に古臭さを感じてしまうリスクがあります。
長く愛着を持てる「おしゃれな家」とは、時代の変化に耐えうる普遍的な美しさと、自分たちのライフスタイルの軸が一致している住まいです。
素材の質感や空間の構成に本質的な価値を置くことで、時間が経つほどに深みが増す「経年美」を楽しむことができます。
具体例として、色味のトーンや素材感を揃えた「一貫性のあるデザイン」は、流行に左右されにくい傾向にあります。
例えば、本物の木材や石材、真鍮などの天然素材をアクセントに取り入れると、多少の傷や色の変化も味わいとして受け入れられます。一方で、特定の派手な色使いや個性的な形状の装飾は、好みの変化やライフステージの移行(子供の独立など)によって違和感に変わる可能性があります。
それらを踏まえ、ベースとなる内装や外観はニュートラルで高品質な素材を選び、トレンドや個性はクッションやアート、照明器具といった「後から変更しやすいもの」で表現することをおすすめします。
家族の歴史や思い出を大切にしつつ、将来のリフォームや売却のしやすさも視野に入れた、バランスの良いスタイル選びを心がけましょう。
メンテナンス費を抑える!「おしゃれで長持ち」な外壁・屋根材の選び方
外観の美しさを保つためには、汚れにくさと耐久性を備えた素材選びが欠かせません。
建築コストを抑えるために安価な素材を選んでしまうと、10年ごとに高額な塗り替えや補修費用が発生し、トータルコストが膨らんでしまうことがよくあります。
初期費用(イニシャルコスト)だけでなく、将来かかる維持費(ランニングコスト)を含めた視点で素材を吟味することが、家計に優しい家づくりへの近道です。

実際の事例として、外壁にタイルや高機能なサイディングを採用すると、土砂汚れや雨だれが付きにくく、長期間にわたって新築時のような輝きを維持できます。
また、屋根材についても、耐候性の高い陶器瓦やガルバリウム鋼板を選ぶことで、色あせや割れを防ぎ、メンテナンスの頻度を下げることが可能です。
こうした素材は見た目にも重厚感があり、街並みの中で際立つ邸宅感を演出してくれます。
まず住宅会社から「30年間のメンテナンス計画書」を提示してもらいましょう。特に忘れがちなのが、外壁材が長持ちしてもコーキングの打ち替えで発生する「足場代」です。
これらを含めて将来的にいつ、いくらの費用がかかるのかを可視化しましょう。目先の予算だけでなく、国や自治体の補助金を有効活用しながら、将来の修繕費を最小限に抑えられる高品質な建材を優先的に選択することをおすすめします。
理想をカタチにするパートナー選び!失敗しない住宅会社の探し方
理想の「おしゃれな一軒家」を現実のものにできるかどうかは、どの住宅会社をパートナーに選ぶかで決まると言っても過言ではありません。
どんなに優れたアイデアを持っていても、それを理解し、技術とセンスで具現化してくれるプロの存在が不可欠だからです。
自分たちの感性に寄り添い、かつプロの視点でプラスアルファの提案をしてくれる会社をどう見極めるべきか、その具体的なステップを解説します。

建築家・工務店・ハウスメーカーの違いと、あなたの「理想」との相性
住宅会社には大きく分けて「建築家(設計事務所)」「工務店」「ハウスメーカー」の3つのタイプがあり、それぞれ得意分野が異なります。自分たちが「デザインの独創性」「コスト」「安心感」のどれを最優先するかによって、選ぶべきパートナーは決まります。
<デザインの唯一無二さを求めるなら「建築家」>
土地の形状を活かした独創的な空間をゼロから作り上げたい方に向いています。
唯一無二の個性を追求したい方に向いていますが、設計料が別途発生したり、完成までに時間がかかったりする傾向があります。
<コストを抑えつつ自由度も欲しいなら「工務店」>
地域密着型で、職人の顔が見える距離感で柔軟な家づくりをしたい方におすすめです。
その土地の気候風土を熟知した家づくりが特徴。比較的リーズナブルに自由度の高い設計が叶い、職人の顔が見える安心感もあります。
<ハウスメーカー>
充実した保証と、規格化された高い性能を効率よく手に入れたい方に適しています。
独自の部材や工法を持ち、全国どこでも一定以上の高い品質と充実したアフターサービスが受けられます。
規格化されている部分があるためデザインの制約は受けやすいですが、家づくりの流れがスムーズで倒産リスクも低いのが魅力です。
自分たちが譲れない「優先順位」を明確にすることが、相性の良いパートナー選びの最短ルートです。
自分たちのライフスタイルや予算についてなど、押さえておきたいポイントを明確にした上で、まずはそれぞれの窓口を訪ね、自分たちの想いに最も合致する形態を選ぶようにしましょう。
担当者の「提案力」を見極めるための3つの質問
会社としての実績も大切ですが、実際に家づくりを共にする「担当者」の能力は、住まいの満足度に直結します。
こちらの要望をただ聞くだけでなく、潜在的なニーズを汲み取り、より良い解決策を提示できる「提案力」があるかを見極めることが重要です。

以下の3つの質問を投げかけることで、その担当者の専門性と誠実さを確認できます。
⑴「私たちの予算とこの要望を両立させるために、どのような工夫が考えられますか?」
コストとデザインをバランスよく解決するための具体的なアイデア(代替素材の提案や、間取りの優先順位付けなど)が出てくるかを確認します。
⑵「この間取りやデザインを採用した場合のデメリットやリスクは何ですか?」
良い面だけでなく、将来的なメンテナンス費用の増加や、生活動線の不便さといった「負の側面」も正直に話してくれるかを見極めます。
⑶「過去の事例で、お施主様の最初の要望をプロの視点でさらにブラッシュアップした例はありますか?」
自らの経験に基づき、付加価値をプラスした具体的なエピソードがあるかを聞くことで、担当者の実績と引き出しの多さを測れます。
担当者がこちらの意図を汲み取った上で、論理的な根拠に基づいたプラスアルファのアドバイスをくれるかどうかを観察しましょう。
こうした丁寧な対話の積み重ねこそが、理想をカタチにするための信頼の土台となります。
過去の施工事例から「センスの合う会社」を効率よく見つける方法
住宅会社が過去に手掛けた「施工事例」は、その会社のデザインセンスと実力を測るための最も信頼できる材料です。
ただし、単に「きれいな写真」を見るだけでなく、自分たちの理想とするテイストが実際にどのように形になっているかを深掘りして確認することが、効率よく相性の良い会社を見つける秘訣です。
<「完成写真」だけでなく「実例の背景」まで確認する>
その家がどのような家族構成や悩みを解決するために建てられたのかを知ることで、自分たちの状況に置き換えた「自分ごと化」が可能になります。
<素材の使い回しやパターンの偏りをチェックする>
どの家も同じような外観や内装になっていないか、逆に自分たちの好みのスタイル(例えば、和モダンや北欧風など)に幅広く対応できているかを確認します。
<現地見学会やモデルハウスに足を運ぶ>
写真では伝わらない素材の質感、光の入り方、空気感などを肌で感じることで、カタログスペック以上の納得感を得られます。
ウェブサイトやSNSで気になる事例を3〜5社程度ピックアップし、実際に足を運んで「ここなら自分たちの想いを託せる」と感じる会社に絞り込んでいく流れをおすすめします。
まとめ:デザインも予算も諦めない。「暮らしの1番」を叶える家づくりを
本記事では、理想の「おしゃれな一軒家」を実現するために欠かせない、統一感の出し方や機能美の追求、そして将来を見据えたメンテナンス計画について解説しました。後悔のない家づくりには、見た目の美しさだけでなく、生活動線や住宅性能、そして何より無理のない資金計画とのバランスが重要です。
しかし、一般的なハウスメーカーでは「規格」や「標準仕様」の壁があり、細部までこだわろうとすると予算が跳ね上がってしまったり、希望のデザインを断られてしまったりすることも少なくありません。「予算が届かないから」と、理想を妥協して家づくりを進めるのはあまりに惜しいことです。
私たちACE FORMは、姫路市・たつの市エリアで、一級建築士をはじめとする建築のプロがお客様と直接対話し、デザインだけでなく資金面でもそのご家族だけの「暮らしの1番」を形にする工務店です。契約をゴールにせず、お客様の人生に寄り添う提案スタイルだからこそ、他社では難しい予算内でのこだわり実現や、柔軟なプランニングが可能です。

特に、予算に不安のある20代・若年層のお客様には、月々の返済負担を抑える「50年ローン」の活用など、長期的な視点で「今」理想を叶えるプランをご提案しています。「他社で予算が合わなかった」「こだわりの家を諦めたくない」という方は、ぜひ一度、ACE FORMにご相談ください。
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【この記事の監修者】
ACE FORM代表 堀岡慶輔 / 一級建築士

一級建築士として建築業界に長年従事。ハウスメーカーでの経験を活かし、顧客の暮らしを第一に考えた住宅提案を行うACE FROMの代表を務めています。
株式会社ACE FROMの代表として、革新的な建築デザインと顧客満足度を追求。
一級建築士としての豊富な経験と専門知識で、高品質な住まいづくりを提供いたします。
