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家づくり 2025.07.17
土地価格が安くても得じゃない!?「高くつく土地」の見抜き方

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪
土地探しをしていると、「相場より安い!」と感じる物件に出会うことがあります。一見お得に見える土地でも、実は建築にかかるコストや手間が増えて、結果的に“高くついてしまう”ケースも少なくありません。今回は、そんな「高くつく土地」あるあるをご紹介します。
■接道の条件を満たしていない土地
まず注意したいのが、建築基準法に定められた接道義務を満たしていない土地です。原則として幅4m以上の道路に2m以上接していないと建物が建てられないため、接道条件をクリアしていない土地では、そもそも家を建てることができません。再建築不可物件として安く出されている場合もあり、購入後に「建てられない」ことに気づくということも。
■擁壁や斜面がある土地
傾斜地や高低差のある土地では、建物を建てる前に擁壁の設置や改修が必要になる場合があります。古い擁壁がある場合は、構造的に不安があることも。擁壁工事には数百万円以上の費用がかかることもあり、土地代が安くてもトータルで割高になってしまう可能性があります。また、斜面地では基礎工事にも追加費用が発生しやすくなります。

■境界が不明確な土地
意外と見落としがちなのが、「境界が未確定な土地」。隣地との境界が曖昧な場合、将来のトラブルの原因になりかねません。ブロック塀やフェンスの設置、登記の修正などで余計な費用がかかることも。購入前に必ず境界確認書の有無や、測量の履歴をチェックすることが大切です。
土地価格が安く設定されている場合、必ずその理由があります。「価格」だけに飛びつかず、「建築できるか」「建てるのにいくらかかるか」まで含めて判断することが、後悔しない土地選びのコツです。
エースフォルムでは、不動産業も手がけており、建築士の視点を活かした土地の見極めが可能です。設計・施工までワンストップで対応するからこそ、土地の特徴をふまえたリアルな建築費用やプランのご提案ができます。土地選びから始める家づくり、ぜひ安心してご相談ください。