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家づくり 2025.07.15
「室内熱中症」を防ぐ家とは?気づきにくい家の“暑さの盲点”に注目

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪
近年、注目が高まっている「室内熱中症」。外に出ず家にいても熱中症になるという事実は、特に小さなお子さまや高齢者がいるご家庭にとって深刻な問題です。リビングやキッチンの冷房対策は意識されがちですが、実は寝室や2階ホール、子ども部屋など、”昼間見落としがちな場所”にこそ危険が潜んでいます。今回は、建築士の視点から見た、室内熱中症を防ぐための家づくりの工夫をご紹介します。
■見逃されがちな“暑さの盲点”
室内熱中症が発生しやすいのは、日中に誰も使っていない部屋。2階ホールや子ども部屋、来客用の和室、寝室などは、冷房がつけられていないまま熱がこもることで、室温が異常に上昇するケースがあります。特に南や西に面した部屋は午後から直射日光を受けやすく、室内がサウナ状態になることも。夜になっても熱がこもったままでは、睡眠の質にも影響します。
■建築視点でできる暑さ対策
こうした”暑さの盲点”に対しては、建物の設計段階から対策を講じることが効果的です。たとえば、断熱性・遮熱性の高い窓を採用することで、太陽熱の侵入を抑えられます。内窓を追加したり、遮熱フィルムを貼るなどの後付けリノベーションも可能です。
また、2階の部屋には風の通り道を意識した窓配置を計画したり、小屋裏換気や通風を促す窓の設置も有効です。室温上昇を防ぐため、庇(ひさし)を出して直射日光を遮るのもおすすめの方法。さらに、冷房が入りにくい間取りには、シーリングファンや空気循環を促す吹き抜け構造を組み合わせるのも効果的です。

エースフォルムでは、建築士が家全体の温熱環境を考慮し、表面化しにくい“暑さのリスク”にも目を向けた家づくりをご提案しています。設計段階で暮らし方に合った空調・通風・遮熱をトータルで検討することで、住み始めてからのストレスを最小限に抑えることができます。
夏を安心して快適に過ごすためには、見えない暑さをどう防ぐかがカギです。エースフォルムと一緒に、健康と快適さを両立する住まいを叶えませんか?