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家づくり 2025.04.29
後悔する前に知っておきたい!保証についての注意点

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪
住宅ローンを組む際、多くの方が気にするのは金利や返済計画ですが、「保証人」についても十分に理解しておくことが重要です。最近では半数〜6割ほどの方が保証人を必要とするケースがあり、どのような形でローンを組むのかによって権利関係や責任の重さが変わってきます。本記事では、保証の種類や保証人をつける際の注意点について解説します。
■住宅ローンで保証人を必要とするケース
住宅ローンを組む際、収入を合算してローンを組むと保証人が必要になるケースが多く、特に夫婦で住宅を購入する場合は「連帯保証」や「連帯債務」の形で契約することがあります。
- 連帯保証
・主債務者(夫など)がローンを借り、保証人(妻など)が支える形。
・主債務者が返済できなくなった場合、保証人に支払い義務が発生。
・実際には住宅ローンの契約者が支払うが、保証人がいることで金融機関の審査が通りやすくなる。
・保証人にはローン返済の義務があるが、持ち家の権利は発生しない。 - 連帯債務
・夫婦で1つのローンを組み、双方が同じ責任を負う。
・どちらか一方が返済できなくなった場合、もう一方が全額返済する義務がある。
・夫婦の共有財産として扱われるため、どちらか一方が勝手に家を売ることはできない。
・夫婦の収入を合算できるため借入れ可能額は増えるが、離婚時などに問題になりやすい。
■保証人をつける際の注意点
保証人をつけることには大きな責任が伴います。単なる形式的なものではなく、万が一の際に重い負担を背負うことになるため、以下の点に注意しましょう。
- 信頼できる人を保証人にする
保証人になるということは、主債務者が返済できなくなった場合に、代わりに返済しなければならないということです。よって、保証人を引き受ける側も十分な理解と慎重な判断が必要です。住宅ローンの保証人として認められるのは、基本的に三親等以内の親族となっています。 - 返済が遅れると保証人に連絡がいく
住宅ローンの返済が1回でも滞ると、金融機関は保証人に連絡をします。ローンの返済が長期間滞ると信用情報機関に「延滞情報」が登録され、いわゆるブラックリスト入りすることに。保証人の信用情報にも影響を与え、他の借入れやローンの審査に通らなくなる可能性があります。 - 最悪の場合、差し押さえも
もしも住宅ローンが支払えなくなり、保証人も支払いを行わなかった場合は、最終的に住宅が差し押さえとなり、競売にかけられることもあります。
住宅ローンを組む際は、金利や返済額だけでなく、「保証」についてもしっかり理解しておくことが重要です。連帯保証と連帯債務では責任の重さが異なり、保証人になることは大きなリスクを伴います。将来のトラブルを避けるためにも契約内容をよく理解し、自分に合ったローンの組み方を選ぶことが大切です。
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