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家づくり 2025.04.15
「GX志向型住宅」とは?補助金を活用して賢く家を建てよう

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪
近年環境問題への意識が高まり、住宅業界でもエネルギー効率の良い住まいづくりが求められています。特に2025年から新たに注目されているのが「GX志向型住宅」。GXとは「グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)」の略で、エネルギーの脱炭素化を目指す取り組みを指します。これに対応した住宅を建てることで、国の補助金制度を活用できる可能性があるのです。本記事では、「GX志向型住宅」の基準やメリット、補助金制度について詳しく解説します。
■GX志向型住宅の条件とは?
「GX志向型住宅」とは、省エネ性能を大幅に向上させた次世代型の住宅を指します。具体的には、以下の基準を満たす住宅が対象となります。
1.高い断熱性能
住宅の断熱等性能等級6以上が求められ、室内の快適性を維持しつつ、冷暖房のエネルギー消費を抑える設計になっています。
2.一次エネルギー消費量の削減率
・再生可能エネルギーを除く場合:一次エネルギー消費量を35%以上削減
・再生可能エネルギーを含む場合:100%以上の削減(寒冷地等では75%以上)
これにより、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、年間のエネルギー消費量を実質ゼロにすることを目指します。
■「子育てグリーン住宅支援事業」の補助額
現在、政府が推進する「子育てグリーン住宅支援事業」では、GX志向型住宅を建てる世帯に対して補助金が支給されます。
・対象となる住宅:床面積50㎡以上240㎡以下の新築住宅
・補助金額:1戸あたり160万円
・対象世帯:すべての世帯(子育て世帯・若者夫婦世帯でなくても申請可能)
この補助金は、住宅の環境負荷を低減することを目的としており、エネルギー効率の高い家づくりを支援しています。

■GX志向型住宅のメリット
GX志向型住宅を建てることには、補助金以外にも多くのメリットがあります。
・光熱費の大幅削減
高断熱・高気密な設計により、冷暖房効率が向上し、月々の電気代を抑えることができます。
・快適な住環境
断熱性が高いため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を維持でき、ヒートショックなどのリスクも低減できます。
・資産価値の向上
省エネ性能の高い住宅は、将来的に売却する際の評価が高くなる可能性があります。
「GX志向型住宅」は環境に優しく、家計にもメリットがある次世代の住まいです。政府の「子育てグリーン住宅支援事業」を活用すれば、最大160万円の補助金が受けられ、より負担を抑えて建築することができます。エネルギー効率の高い住宅は、今後ますます求められる時代。これから家を建てる方は、GX志向型住宅を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。