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家づくり 2024.09.10

「地鎮祭」「上棟式」「竣工式」とは?

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪

家を新築する際、「地鎮祭」「上棟式」「竣工式」といった祭事を行ってお祓いをすることがあります。何となく聞いたことはあるけれど、詳しい内容や目的が分からない…という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は家づくりにまつわる祭事に関してご説明します。

■地鎮祭
家づくりで最初に行う祭事が「地鎮祭」。これから家を建てる土地を守る氏神様に、工事の無事をお願いする儀式です。
一般的には「米」「清酒」「海の幸」「山の幸」「塩」「野菜」「水」の7つを奉納し、神主さんにお祓いをしてもらいます。
奉納するものにはそれぞれ意味があり、地域によって異なる場合もあります。奉納するものを準備する必要があるほか、神主さんにお渡しする玉串料も必要になります。

■上棟式
木造住宅の屋根の一番高いところに付く「棟木(むなぎ)」の取り付けが完了したら、家の骨格ができたと考えて行う「上棟式」。「棟上げ(むねあげ)」や「たてまえ」と呼ばれることもあります。
そこまで工事が安全に進んだことを神々に感謝し、職人さんたちへの労いをこめて料理やお酒を振る舞います。今ではあまり見かけませんが、昔は上棟した際に施主が屋根の上からお餅やお米、小銭などを投げる「餅まき」が行われていました。
家を建てることはとても良いことで、その「吉」を近隣の方にお裾分けする、そしてご近所の皆さんにご挨拶をする、という意味がありました。

■竣工式
建物が無事完成したことを神々に御礼・報告する祭事。これからの家内安全や繁栄もお祈りします。

奉納品や玉串料の準備など、祭事を行うにはお金も労力もかかります。しかし、一生に一度しかない家づくり。家族の思い出の1ページとして、古くから伝わる文化の継承として、行ってみるのもおすすめです。