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家づくり 2024.11.19

便利でおしゃれな「ヌックスペース」とは?

こんにちは!姫路市・たつの市で注文住宅を手がけるエースフォルムです♪

ヌックスペースとは、家の中のちょっとした余白や隙間を上手に活用した小さな空間のことです。家全体を効率よく使いながら、家族のライフスタイルに合わせた機能性や快適さを加えるために、現代の家づくりで注目されています。今回は、ヌックスペースの魅力や活用方法、設計ポイントをご紹介します。

■ヌックスペースとは?
主にリビングや廊下の角、階段下などの余ったスペースを利用してつくられる小さな空間のことです。「こぢんまりとして居心地のよい空間」を意味するスコットランドの「neuk(ヌーク)」が語源と言われており、読書や趣味の作業、リラックスのための場所として活用されています。デッドスペースとなりがちな場所を、家族のニーズに合わせてカスタマイズできる点が特徴です。

■どんな活用方法がある?
ヌックスペースは、その小ささを活かしてさまざまな使い方ができます。以下はいくつかのアイデアです。

・読書スペース
お気に入りの椅子やクッションを置いて、静かに読書を楽しむための小さな図書館をつくることができます。窓辺に設置すれば、自然光を感じながらリラックスできる最高の空間に。

・子どもの遊び場
リビングの片隅に、子どもが遊べるスペースとしてつくるのもおすすめです。おもちゃや絵本をまとめて収納する棚を置けば片付けも簡単ですし、家族が近くで見守れるので安心です。

・ワークスペース
近年増えている在宅ワークやリモートワークに対応するために、小さなデスクを置いて仕事のスペースを確保することも可能です。お子さまのスタディスペースとしても活用できます。

・趣味のスペース
手芸や絵を描くなど、趣味に没頭できる個人的な作業スペースにも最適です。余裕があれば小さな棚や作業台を設けて、道具を収納しつつ、気軽に趣味を楽しめる場所をつくりましょう。

■ヌックスペースの設計ポイント
ヌックスペースをつくる際には、いくつかの設計ポイントを押さえることが重要です。

・照明計画
小さな空間だからこそ、しっかりとした照明が必要です。読書スペースやワークスペースにする場合は、目に優しく手元を明るくする照明を確保しましょう。窓辺に設置する場合は、自然光を活かす配置が理想です。

・収納スペースの確保
限られた空間を有効に使うため、壁を活用した棚や収納スペースを設けると便利です。片付けやすい工夫をしておけば、散らかりにくく、使いやすい空間になります。

・動線を考慮する
ヌックスペースが他の生活空間の邪魔にならないよう、動線をしっかりと考えて設計しましょう。家族が通りやすい場所や、使いやすい場所を選ぶことで、自然と空間が活かされます。

ヌックスペースは、家の中のちょっとした余白を活かして、家族のライフスタイルに合わせた快適な空間をつくり出すためのアイデアです。限られたスペースを有効に使いたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。